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首都圏を襲う台風、風水害リスクを低減する方策は

首都圏を襲う台風、風水害リスクを低減する方策は
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台風15号が首都圏を襲っており、厳戒体制である。今年の技術士二次試験上下水道部門の必須問題で、「災害リスクの低減化」があった。今回の台風対策で、この「リスク低減化」にどう対応すればいいか検討してみる。

 

必修科目Ⅰ

「上下水道は重要なライフラインであり、・・・災害や事故においても実効性のある、上下共通の計画立案と災害リスクの低減が求められる。  以下に答えよ。」

(1)課題抽出し分析せよ

(2)課題1つ挙げ、その解決策を述べよ

(3)解決策に生じるリスクとその対策を述べよ

(4)遂行要件を倫理観点から述べよ              (3枚/600字=1,800字)

以上である。これを少し具体的過ぎるが、練習のため首都圏への台風15号で検討する。

 

 

【試 案】

(1)課題抽出し分析せよ

①停電事故(非常用発電の準備、給油対応、緊急出動体制の構築、機材装備、連絡体制の確認)

②各機場への浸水事故(土のう・防水シートの準備、排水ポンプの確認、人員の貼り付け計画)

③情報収集資機材の手配(業務用無線、非常用電源の確保)

④応急給排水対策(応急給水資機材の準備、トイレの逆流防止策)

(2)課題1つ挙げ、その解決策を述べよ

各機場への浸水事故について述べる

a) 土のうや防水シートでも訓練次第で十分防水できるため訓練が必要。

b) 排水ポンプ・非常用発電機早期手配(浸水後では既に遅い・近隣都市との相互融通の連絡)する。

c) 各施設は人員を配置し、非常用の連絡機材(業務用無線)で事前に定期的に連絡を取り合い、情報を共有化する。

(3)解決策に生じるリスクとその対策を述べよ

a) 災害対応では命令系統が混乱しやすい。早期に情報収集して適切な対策をとる。

b) 配線事故注意、浸水後は漏電事故がないよう電源を遮断する。

c) 薬品類の漏洩に注意する。

(4)遂行要件を倫理観点から述べよ

臨時給水では残留塩素を確認。汚水氾濫で消毒対策。衛生状態に十分喚起する。緊急情報は正確に伝える。

1,800字以内という文字数制限もあるため、実際に書いてみないとわからないが、概ねこのようなフレームとなるだろう。

 

他参考:令和元年、技術士(上水・工水)試験問題を分析してみる

 

被害が出ないことを祈る。

 

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