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独立技術士と社内技術士の違い

独立技術士と社内技術士の違い

技術者倫理の教材で、スペースシャトル・チャレンジャー号爆発事故における「技術者の帽子をぬいで、経営者の帽子をかぶりたまえ」とかいう上司の例えがあるが、こんな上司はいまどきいない。

最近の事務系は、もう少し狡猾であり、現実ははるかに泥臭い。現場のことはよく分からないため技術者をうまく利用し、自分は安泰となるような策を労してくる。

 

倫理問題では、警笛慣らし、第3の道模索、黄金律、等々、これらの小手先のテクニックを駆使すれば、倫理問題はある程度回避できる。

しかし、根本的には倫理問題は利益相反する課題(長期のマネジメントと安全)をどのレベルで折り合いをつけるかに尽きてくる。

すなわち、すべてお金の問題が絡んでくるものなのである。

 

 

お金の問題が絡んだ時、フリーで独立した技術者でしか倫理的判断はできない。企業内技術士も所詮企業の命令系統に含まれているからである。いくら技術者倫理を学び意見は言えても、決定するまでには行きつかない。

福澤諭吉の言葉に「独立自尊」というものがある。独立して、初めてみずからの尊厳を保つことができるということである。ここでの独立とは広義な意味での自立を意味するが、技術者にとっては考えさせられる。

技術者は独立しないと、技術者としての責務は果たせないということに繋がってくる。

ここで、技術に関する全ての段階で技術士の関与(業務独占)が可能になれば、技術者(エンジニアの代表となる技術士)の発言力も当然変わってくるであろう。

 

話が飛んだが、技術者が業務独占になれば、多少コストはかかるものの、企業倫理に対する姿勢は良くなるだろう。

 

もうそろそろ会社もコスト競争する時代ではないだろう。

多少割高でも安心なものを選ぶ時代ではないのか。

個人主義がも少し社会に浸透してもいいのだが。

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