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千葉の断水被害はなぜ、スマートシティ構想もまずは基盤整備から

千葉の断水被害はなぜ、スマートシティ構想もまずは基盤整備から
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千葉の断水被害は何故すぐに仮設対応できないのか。想定外の暴風雨というが、事前の備えが甘すぎると言われても仕方ない。スマートシティ構想も、まずは基盤整備から再検討が必要となろう。

地方から見ると、首都圏の人は日頃の便利さに慣れ、自然の驚異を知らない気がする。台風に対して役所全体が体験不足だろう。中四国九州地区では台風は毎年9月には襲来するため、備えはいつも万全である。

 

台風に非常用発電の準備は常識

28年前の台風で、電柱が1,000本折れ停電を1週間経験したが、断水したことはなかった。このようなことが2度あったが、職員が歯を食いしばって何とか断水は回避した。

台風の襲来時には非常用の発電機をいつも事前にリースしていた。台風のコースが外れることも多く、無駄になることもしばしばだった。いつも台風のコースをギリギリのラインまで確認し、手配する台数は3段階(A;弱、B;中、C;強) に分けて手配していた。

 

少しでも判断が遅れると、手遅れでどこのリース会社も在庫はなかった。まるで株式のトレーダーのようだったことを覚えている。そのため、その頃にはあまり知られていなかった米軍のサイトの台風進路情報で確認したこともあった。少しでも先を行く情報がほしかった。

経理担当者からはいつも嫌な目で見られたが、水道の「技術管理者」とはそういうものである。普通に水が出て当たり前で、事故があれば技術的全責任を負う。災害時に無断水で乗り切っても、市民や議員達から褒められたことはなかった。

 

スマートシティ構想は首都圏に多い

人生100年の時代になり、こんなに通信機能が整備されても人々は地方ではなく、都会のスマートシティ(賢い都市)に集まるようである。賢い都市とは「聡明な人達のそばで暮らし、お互いに刺激し合いたいと考えている人材の集積地」のようだ。何もハード面で「賢く、強靭な」という意味ではないようだ。

 

しかし、新しい人生設計のマルチなステージで柔軟に生きることになるため、最低限の防災機能は不可欠である。水道を含めた基盤整備が必要となる。  少々不便でも代替え装置さえあれば(例えば非常用の井戸)、 これでゆったりとした生活ができればいい。 人生の転換を余儀なくされてくる訳であるから、「あわてて決断、ゆっくり後悔」(100年ライフの金言らしい)だけはしないほうがよさそうだ。

 

というわけで、水が蛇口から出なくても、文句言わずにありのままを受け入れ、お互いに助け合う都市の住民になろう。「水」とはみんなが分け与え合うものだ、それがスマートというものだ。

 

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